中国語のテキスト
天下有道,却走馬以粪;天下無道,戎馬生于郊。
罪莫大于可欲,禍莫大于不知足,咎莫大于欲得。
故知足之足,常足。
翻訳
道が世に行き渡っていたとき、馬を放して田を耕した。
道が世に行き渡らなくなったとき、戦馬が国境で生まれた。
罪は欲望に従うことより大きいものはない。
禍は満足を知らないことより大きいものはない。
咎は欲望に満たされることより大きいものはない。
満足を知る者は常に満足している。
注釈
老子 は、この章で欲望の多さと活動(無為の反対)から生まれる不幸と、節制によって自分を保つ賢者の幸福を示そうとしている。
古代、道を持つ王たちは清らかで、静かで、欲望がなかった。彼らは無為によって人々を導いた。そのため、人々は平和に暮らし、自分の境遇に満足していた。以前は戦いに使われていた馬を放し、田を耕すためだけに使った。そのため、各家庭、各人が必要なものをすべて持っていた。しかし、時代が腐敗し、道が衰退すると、聖人はもはや現れなくなった。諸侯たちは暴力と混乱に身を任せ、それぞれの王国を富ませ、武力で支配しようとした。彼らの野心は満たされない。彼らは絶え間なく戦い合った。そのため、戦馬が国境で生まれた。
帝国が正しい道を歩むとき、軍馬を放し、それらを使わない。人々は田を耕すことに専念する。— 帝国が正しい道を歩まないとき、など。
却走馬 とは、軍馬、陣馬 のことを指す。
戦争が長引き、馬は国境外に留まり続け、長い間国境外にいるため、そこで繁殖できる。
この章の残りの部分は難しくない。